M伝説

私の会社のMさんについて書いています。Mさんはとっても変わったおじさんです。どうやって今まで生きてきたのか不思議です。そんなMさんの観察日記です。

カテゴリ: 文学歴史

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幼少期のMさんは江戸川乱歩の少年探偵団シリーズが大好きでした。


ご両親からプレゼントされたシリーズ全巻を、何度も何度も読み返したそうです。


名探偵明智小五郎が数々の難事件を解決していきます。


今にして思えば、荒唐無稽な推理です。


ありえない話ばかりです。


それだけ江戸川乱歩はエンターテイメントに徹した推理作家だったのでしょう。

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成人してからのMさんは江戸川乱歩から江戸川珍歩に傾斜しました。


・・・・・・・・・・。


イミフです。
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文豪夏目漱石のデビュー作は「吾輩は猫である」です。


長編の処女小説なのですね。


意外でした。


普通は短編でデビューして長編にトライするのが小説家と思っていました。


「吾輩は猫である」は夏目漱石38歳時の作品です。


享年49歳ですから、作家としての活動期間は意外と短いです。


それでも、著名な作品は数多く、日本が世界に誇れる文豪です。

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Mさんも作家ですよね。


正確には作家志望のオッサンです。


作品を読ませてくれと頼んでも、断筆中だそうです。


偉そうに。


懐かしい千円札
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彼はT大を目指して2浪していました。


彼のお父さんもお母さんもT大法学部出身の弁護士です。


そのため、彼は幼少期からT大以外は大学ではないという価値観を植えつけられていました。


T大至上主義です。


彼は小学校から高校まで私立です。


2年間の浪人生活を経て、T大の合格発表に向かいました。


彼の受験番号はありませんでした。


すべてが崩壊していく音が脳裏に響きました。


彼は肩を落として帰宅しました。


ご両親に不合格の報告をしなければなりません。


ところが・・・・・。


彼の家がありません。


いつもの場所に彼の家はありませんでした。


T大受験失敗と同時に、彼の家は消失しました。


こんな小説を昔読んだ記憶があります。


すごくショックでした。
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Mさんは都留へ出張りました。


そこで出会ったのは黄金仮面です。


アホか。

黄金仮面

黄金仮面は江戸川乱歩の長編推理小説です。


何度かテレビドラマ化もされています。


あくまでも架空の賊です。


東京ならまだしも、都留にいるわけありません。
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江戸川乱歩は一種独特の世界を持つ小説家として有名です。


実家にあった少年探偵団シリーズは何度も読み返しました。


あまりのおもしろさに、兄もわたしも没頭しましたよ。


亡くなった祖母が父親に買ってくれたものらしいです。


Mさん宅にも少年探偵団シリーズはあったそうです。


ただし、作者は江戸川乱歩ではなく江戸川珍歩です。


(* ̄▽ ̄)フフフッ♪


何て読むんだよ?


わたしに読ませたいの?
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