今週20日からテレビ朝日系木曜ドラマ枠で「黒革の手帖」がスタートします。
今回の主役は武井咲です。
「黒革の手帖」史上最年少の主人公だそうです。
原作の主人公原口元子をどう演じるかが見どころですね。
「黒革の手帖」は13年前にも同じテレビ朝日系木曜ドラマ枠の同じ時間帯でドラマ化されました。
その時の主演は米倉涼子です。
テレビ朝日は「黒革の手帖」がたいへんお好きなようです。
今回で同作品のドラマ化は4作目だそうですよ。
週刊新潮に「黒革の手帖」の連載が始まったのは、もう40年近く前です。
原作をどのようにして現代にアレンジさせるのかが、原作ありきのドラマの興味ある点です。
今回の「黒革の手帖」で武井咲は派遣の行員の設定になっています。
今風ですね。
横領した金額も1億8千万円と原作の倍を超える金額です。
松本清張の小説は時代が変われど色褪せませんね。
名作とはそういうもののようです。
わたしは「黒革の手帖」の大ファンです。
原作は何度も読みました。
主人公の原口元子は平凡な女子行員で、美人でもなく見た目は地味な女性です。
武井咲や米倉涼子のような最初から華のある女ではありません。
だからこそ、夜の世界で男たちと対等に戦いのし上がっていく姿に共感したのですけどね。
とにかく「黒革の手帖」を観ましょう。
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