Mさんの好きな詩人に中原中也がいます。

数少ない中原中也の詩集の中で「山羊の歌」に収録された「汚れつちまつた悲しみに」というのがあります。


汚れつちまつた悲しみに
今日も小雪の降りかかる
汚れつちまつた悲しみに
今日も風さへ吹きすぎる


こんな詩です。

Mさんはよく口ずさんでいます。


中原中也ってのは、一回も労働せず、親のスネかじりばかりしていた男です。


そこを忘れちゃいけません。


中原中也こそ元祖ニートなのです。


「汚れつちまつた悲しみに」の最後の締めくくりはこうです。


汚れつちまつた悲しみに
いたいたしくも怖気づき
汚れつちまつた悲しみに
なすところなく日は暮れる・・・・・


まさに現代のニートの心境そのものですよ。